トップページ | 2005年12月 »

2005年11月29日 (火)

山の上の温泉

海の温泉のお話をしたので、今日は山の温泉のお話です。

長野と新潟の県境の近くに位置する、妙高高原には7つの温泉地があります。

その中でも、赤倉温泉⇒関温泉⇒燕温泉は、それぞれ車だと10分ほどの距離にあります。
それなのに、泉質が全然違っているんです。

赤倉温泉は、標高800m。硝酸塩泉&炭酸水素塩泉で、肌がすべすべになる透明なお湯に湯花がふわふわ。という感じ。
関温泉は、標高1000m。含鉄泉で、まろやかな赤いお湯。
燕温泉は、標高1100m。硫黄泉で黄色みのある白濁したお湯で湯の花がいっぱいです。

そして、燕温泉から、徒歩で10分ほど登ったところに、「黄金の湯」という野天風呂があります。

もう、ここのお湯はとろとろの黄金に輝く、硫黄泉。

山の木々を眺めながらの野天は最高の気分です。

そして、美肌効果でお肌はつるつる、すべすべです。

さて。

山の上の温泉に入ると、どのような効果があるのでしょうか?

標高が高くなると、心拍数が上がります。
つまり、温泉成分が身体にめぐりやすくなり、効能効果も実感しやすくなるというのが、山の温泉の良さのひとつですね。

けれども、効果をより感じる、ということは、身体への刺激も強く、いきなり、強い温泉に入ると、湯あたりをおこしてしまう危険も高くなってしまうそうです。

山の上の温泉を目指す時には、まず、麓の標高の低い温泉に立ち寄り、除々に標高の高い温泉へと移動することをお勧めいたします。

そして、もしも、足湯の施設をみつけたら、最初に足湯で身体をならしてから、野天風呂。というのがベターです。

たとえば、黄金の湯に行く前に、赤倉温泉⇒関温泉⇒燕温泉⇒黄金の湯と、湯めぐりをしながら登っていきました。

泉質もそれぞれ違っているので、身体をならしながら、しかも色々な温泉に入れてとても楽しかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月27日 (日)

温泉がよんでいる。

11月は、ものすごく仕事が忙しくて、身動きがとれませんでした。
でも、やっと、一段落。
温泉が呼んでいる~。
12月は、近場ですが、温泉めぐり、いろいろと行ってきま~す。

西伊豆、箱根、山梨に出没予定。

ワクワクです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年11月23日 (水)

月の道

伊豆の温泉。

東伊豆なら、お月見。

西伊豆なら、夕日を見にいきます。

と、いうわけで、なんだか「空っぽ」になりたい時、

わたしは、踊り子に乗って、熱海へ向かいます。

満月なら、最高!海に幻想的な月の道ができます。

三日月も味わい深く。今なら火星の赤い光とともに眺められることでしょう。

もしも、新月だったら?

その時は、星降る空を眺めます。

特に冬場は、空気が澄んで、流れ星も見つかります。

熱海から、ちょっと湯河原方面へ戻ると「走り湯」でおなじみの豊かな源泉を持つ、伊豆山温泉があります。

「走り湯」は日本三大古泉のひとつ。今、大河ドラマの題材ともなっている、源頼朝と北条政子の出逢いの地とされております。

お宿はそれぞれ個性がありますが、わたしのお気に入りをご紹介します。

ニューさがみや

屋上の露天風呂は、海、独り占めの気分満載です。

                                                   

on2_ph021

                                                    

お湯につかっても海も月もまるごと眺められます。

屋上露天風呂は、男女別大露天風呂の他に、貸切(無料)が3つもあります。しかも、それぞれ泉質もデザインも少し異なり、プチ湯めぐり気分も味わえます。

また、その名も「走り湯」の大浴場の内湯も男女別にあります。温泉につかりながら「温泉ストレッチ体操」に充分な広さと深さがあります。

そして、もうひとつ特筆しておきたいのが、お料理です。

料理長の佐々木さんは、元某有名高級料理旅館(湯河原のT)にいらした方だそうです。超高級食材の超高級懐石を極められた後、「もっと、いろいろな方に、もっと、気軽に本当に美味しいものを楽しんでもらえたら」と、ニューさがみやの料理長を引き受けたというお方です。

たとえば「香箱蟹」。子持ちのメス蟹の甲羅にカニの身を敷き詰めた、玉手箱のような一品です。子持ちの蟹の時期は、冬が旬ですが、この絶品の子持ちの香箱蟹にみたてたお料理がでたのは、なんと、5月。「新緑あん」と名付けられた鮮やかな緑のソースのコントラストが絶妙。この季節と蟹の味わいを楽しむ逸品でありました。

ニューさがみやのお料理は、そんな佐々木料理長の手よる、季節ごとの行き届いた感動の品々が並びます。

さて、海独り占めの温泉、絶品のお料理、海から続く月の道を楽しんだ翌朝は「日の出コール」で目覚めます。朝日に輝く「黄金の海」を眺めての温泉は、なんだか、運気アップの得した気分。エネルギーが沸いてきます。

ヴィラ・デル・ソル

翌日のランチは、おとなりの蓬莱別館「ヴィラ・デル・ソル」でフレンチをいただきます。

明治時代の洋館を移築し、復元した建物は別世界。ぜひ、海の見える窓側の席を予約しておきましょう。

伊豆の海の幸を使ったフレンチに、シャンパンがぴったりです。

そうそう。最後に温泉の入り方の秘訣をひとつ。

たま~に、温泉に来ると、かえってぐったり疲れてしまった。なんてこと、ありませんか?

そんな、湯あたりを防ぐには、最初に「足湯」に立ち寄ってから行くことをお勧めいたします。身体を少しずつならしていくのです。

熱海には駅前に「家康の湯」という足湯(無料)があります。

温泉に入る前にも、足⇒腰⇒おなか⇒肩の順に「かけ湯」をしてから入りましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月19日 (土)

温泉力に感謝。

温泉は生きている。

こんな当然のことを、温泉ソムリエになるまでは、そんなに意識していませんでした。

でも、考えてみれば、地球は生きていて、そして、そこから湧き出る温泉も日々生まれているのですよね。

生まれたての新鮮な温泉は透明に近いと言われています。

それが、地上に出て、空気に触れたりして中の成分が反応して、赤い温泉、白い温泉、黄色い温泉、湯花の温泉になっていくのだそうです。

源泉かけ流しの白濁の温泉に来たのに、思ったほど白くないじゃん~。

特に、朝一番のりで、源泉の露天風呂などにいくと、こんなこともありますよね。

もし、そんな経験をしたら、がっかりせずに、

「うわ~。フレッシュ~。ラッキー!」と、思ってください。

朝までの間に、人が入らず、こんこんと湧き出たフレッシュな温泉で満たされたお湯は、色が薄いこともあるのです。

そして、次々と人が入ってきて、お風呂を出るころには、「あれ?なんか、来た時よりもお湯が白くなってる?!」

そんなこともあります。

先日、関温泉に行った時に、感動の体験をしました。

関温泉は「100%源泉かけ流し」を宣言している山の温泉街です。

「含鉄泉」という泉質で、特に女性にうれし“あたたまり”の「赤い温泉」です。

「お風呂いただきま~す」と、入った時には、うっすらと赤みを感じる程度のさらっとやわらかい感触のお湯でしたが、みんなで入っているうちに、みるみる赤い粒子が増えて、まろやかな赤いお湯になっていきました。

湯口から出たてのお湯をくむと、透明。最後のかけ湯用に汲み置きをしておくと、お風呂を出るころには、桶の中に鉄分の赤い粒子が現れていました。

含鉄泉は、特に酸素に触れると鉄分が赤く変化し、この現象を体感しやすいので、観察するのも楽しいですよね。

温泉さま。癒してくれてありがとう。と、思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

温泉で、もっときれいになる!

みなさんは、温泉に行く時に泉質を確認していますか?

そもそも、どんな泉質の温泉に行こうか?などと

温泉旅行の計画を立てている人は、まだまだ少ないと思います。

このお宿のこのお部屋に泊まりたい。

こんなお料理が食べたい。

この景色の露天風呂に入りたい。

予算内でのんびりしたい。

などなど、選ぶ理由は人それぞれ。

それでもよいのです。

では、そうして温泉を選んだとして、

その温泉で、もっときれいになるには??

そうです!その時こそ、温泉に入る前に、泉質を確認してください。

温泉に行くと、泉質、適応症(効能・効果)が記載されている表示があります。

ぜひ、入る前にチェックしてください。

入る前!!ですよ。

それで、もう、きれい効果倍増です。

「プラセボ効果」というのをご存知でしょうか。

これは、人間の持っている自然治癒力を引き出す治療法です。

たとえば、原因不明の痛みを感じている人に、

栄養剤などを「痛み止め」と言って飲んでもらうと、

なんと3分の1の確率で痛みがやわらぐのだそうです。

つまり「これに効く!」と思って温泉に入るのと、

ただ、温泉に入るのとでは、効果が全然違う、というわけです。

温泉で、もっときれいになる、第一ステップ。

泉質は入る前に確認しましょう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年11月18日 (金)

温泉好き?お風呂好き?

わたしは「温泉セラピー」には、いろいろな方法があってもいいと考えます。

たとえば、温泉に入るということには、次の作用が期待できます。

1)物理的な作用

①温熱作用

お湯に入ることで体が温まり得られる作用

血行促進、疲労回復、代謝促進などがこれにあたります。

温かいお湯(37~40℃)は副交感神経を刺激し、リラックスし、

熱いお湯(42℃~)は交感神経を刺激し、すっきりとします。

②水圧作用

水の中に入ることにより水圧がかかり得られる作用

水圧がかかることで天然のマッサージ作用があり、血流がよくなります。

特に、脚には全血液の三分の一が集中しています。

このポンプアップ作用により、リンパの流れも促進されてむくみやだるさの解消につながります。

③浮力作用

首までつかれば、体が軽くなり筋肉の緊張がほぐれてリラックスします。

また、浮力に逆らって体を早く動かせば、筋肉のトレーニングにもなります。

2)転地作用

温泉に行くという、「旅」という行動により、日常を離れて気分転換することができます。

これは、景色がきれい。とか、お宿が素敵。とか、おやつが美味しい。なども効果につながる大きな要因といえます。

五感を刺激することで、脳内ホルモンのバランスが整い、ストレス解消につながります。

3)薬理作用

温泉の泉質(成分)から得られる作用、いわばそれぞれの効果・効能とよばれる働きです。

これは、「一般適応症」と「泉質別適応症」に分かれますが、詳しくは、温泉別に、また、今度お話しますね。

つまり、何が言いたかったか?というと。

温泉か?お風呂か?という、セラピー効果の大きな違いは3)薬理効果だというわけです。

もちろん、ここが温泉の命であり、源泉を求めて人々が温泉へ集うのは、この温泉の作用(効能効果)があってこそです。

けれども、わたしは、セラピーには、2)転地効果も大事ですし、

毎日のお風呂でも得られる、1)温熱効果を

いかに、楽しく、効果的にするか?ということも、

温泉セラピー(本当の温泉ではありませんが)のひとつとして考えたいと思っています。

ちょっと、説明が長くなってしまいましたね。

そんなわけで、温泉に行けない日には、

「おうちで、温泉セラピー」なのです。

気分転換や温熱促進のために入浴剤を使い分けるというのも楽しいですね。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年11月12日 (土)

温泉できれいになる!

温泉ソムリエになったのをきっかけに、

もっともっと、温泉の事を知りたくなりました。

そして、わたしは、温泉に何を求めるか?

と、考えたところ・・・・・。

「温泉できれいと健康を手に入れたい!」

をテーマに、独自の温泉セラピーを探求してみようと思いました。

温泉に入ることはもちろんですが、

きれいな景色に感動したり

すてきなお宿を満喫したり

美味しいものを見つけたり

おみやげ屋さんをのぞいたり

全ての出会いが、温泉セラピー。

きれいと健康につながっている事がわかりました。

「温泉セラピスト」目指して、

効果・効能を最大限に取り込むための温泉の入り方や

きれい・健康の目的別、温泉選びなど

研究していきたいと思います。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年11月 6日 (日)

温泉ソムリエになりました。

実は、わたくし。DSC00075
温泉ソムリエの認定をいただきました!

赤いお湯、白いお湯、湯の花の湯。

様々な泉質の温泉につかり。

はたまた、温泉の効果効能をより深く実感するために泉中体操。

時には、湧き水の冷水に足を浸し。

山中では、自然と一体になり、黄金の野天温泉へ。

まさに、自らの五感全てを駆使してこその温泉ソムリエです。

これからは、さらにみなさまのお役に立てますよう、温泉セラピストとしてのノウハウを磨いてまいります。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

トップページ | 2005年12月 »