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2005年12月26日 (月)

神様が降りてきた温泉

さて。箱根でもう1つ、ぜひ立ち寄りたい温泉がありました。

温泉療養を「湯治」というスタイルではなく提案している場所。

「ウエルテル俵石」

仙石原にあるこの温泉リゾートは、老舗の旅館「俵石閣」がその広大な敷地の中に作った癒しの別世界です。

鳥の声が聞こえてきそうな森の中に「ウエルテル俵石」はあります。

森も緑も見渡す限り、俵石の敷地です。

wellness

長いウッドのエントランスもリゾート心をくすぐります。

hyosekiike

レセプション棟の前の池。ゆるやかに流れ出る水の音が

これから出会える癒しの空間へと期待を高めます。

noren

温泉の入り口。全て木造り。

kaminoyu 

究極の癒しの温泉!

まるで、神様が降りてきたかのような内湯。

冬の陽射しが優しく差し込み、湯船からは、たっぷりと温泉が流れ出ています。

木枠のガラス越しに箱根の山々のゆったりとした風景が見えます。

furoyama

泉質は、大涌谷から源泉をひいた「酸性石膏泉」

石膏質のカルシウム成分が湯船の中やまわりにどろっと溜り、「きく~」という感じ。

現在の温泉分析書では「硫酸塩泉」類に属しますが、中でも石膏泉質のカルシウムは、鎮静効果が高く、傷、やけど、中風、脳卒中や動脈硬化、高血圧、リューマチとその薬理効果の高さでも有名です。

酸性のお湯はお肌に少しぴりぴりとした刺激を感じることもあります。

殺菌効果が高く皮膚病にもよいとされていますが、お肌の弱い人は、湯ただれすることもあるので、出る時にさっとシャワーで流しましょう。

hyosekiroten 

さて、寒い季節は内湯で少し身体を温めて、外の露天風呂へ。

ここは半露天になっていて、ひんやりした外気を楽しみながら入る事ができます。

外の露天は、「ラベンダーの湯」アロマセラピー効果で、リラックスできます。

内湯の温泉成分が少し強く感じる人は、最後にラベンダー精油入りのこのお湯でお肌を中和して出るのもいいかも。

日帰り入浴も、時間制限なし。

無料休憩所もあるので、ゆったりのんびり、思い思いの「ウエルネス」で温泉セラピーができます。

のんびり温泉に入るには、まず、入る前にたっぷりお水を飲みましょう。

ウエルネス俵石の脱衣所には、自由に飲める美味しいお水のクーラーも完備。

「サラサラ血」を保つために、入浴の前後に水分補給をお忘れなく。

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2005年12月23日 (金)

源泉ひとつで、温泉が2つ?!

箱根に行ってきました。

今回の一番の目的は、新しくできるお宿の支配人さんにお会いすること。

これまでに全くなかったような、でも、誰もが望んでいたような、

そんなお宿が、ついにオープンします。

このお宿については、まだ、秘密。

もうちょっとしたら、ご報告します。

場所は「強羅」とだけ、お伝えしておきます。                                

                           

さて。

箱根に行ったら、ぜひ、訪ねてみたい温泉が2つありました。

一つ目は、芦の湯の「松坂屋本店」の温泉。

matsuiriguchi matsugaikan

1662年の創業。つまり江戸時代から340年以上もの歴史のあるお宿。

なんと、かの広重さまの浮世絵にも登場する温泉なのでございます~。

                                  

お庭に源泉があるというこの温泉の泉質が実に珍しい。

「単純硫黄泉」でありながら、なんとPH 8.1。

つまり弱アルカリ性泉質という希少な温泉なのです。

これが、芦の湯が「美肌の湯」とよばれる所以です。

                          

さて。さっそく松坂屋本店の内湯「芦刈の湯」へご案内します。

見ただけで癒されるエメラルドグリーンのお湯。

硫黄の成分がコロイド状になってグリーンに見えるそうです。

湯船が2つに分かれています。

1つは透明なグリーンのお湯。

もう一方は、白濁しています。

けれども、温泉分析書の表示はひとつ。な、なぜ!?

そうです!これこそが「温泉は生きている」なのであります。

                 

以前、このブログでも少しお話しましたが、

この源泉は、地上に出た瞬間は「無色透明」。

それが、空気に触れて熟成されて、成分により変化していくのです。

松坂屋本店の源泉は温度が高く、それを加水せずに内湯へ引き込んでいます。

温泉までの湯量の流れを調整することで温度調整をして、

「熱めのお湯」と「ぬるめのお湯」と2つの湯船にしているのだそうです。

どちらも実にまろやかなお湯で、優しい光につつまれてとても幸せな気分。

  

 

matsuzakaya1

                  

                   

お宿の番頭さんは「お湯は毎日変わります」と言い切ります。

ですから、色や白濁の状況は日によって微妙に変わって見えるかもしれません。

けれども、透明グリーンの「熱めの湯」は、よりフレッシュな状態で注がれ、

「ぬるめの湯」が白濁しているのは、温度が下がるまで空気にふれていることにより熟成が進み、硫黄成分の湯花が多く現れたからでしょう。

matsuzakaya3 

                        

飲泉も可能なこの温泉をそれぞれ味わってみましょう。

不思議なことに、白濁の濃い温泉に見える方は、さっぱりとした味で香りも薄く。

さわやかに見える透明の温泉の方が、硫黄の香りが強く、コクのある味わいです。

「う~ん。おぬし。やるな?」

                               

見た目のさわやかさにすっかり惑わされて、先に透明の湯に入ってしまった。

う~ん。まだまだ、修行が足りない。(;;)

                       

温泉ソムリエの教訓その①。

もしも、同じ源泉なのに、白濁と透明の2つの湯船が存在していたら?

1.最初に入るのは、熟成してまろやかになっている「白濁の湯」。

2.硫黄泉なのに「透明」なのは、フレッシュな証拠。熟成の湯で身体を慣らしてから入りましょう。

                     

そうそう。「美肌の湯」に入った後は、一刻も早く「保湿ケア」をしてください。

えっ?お肌すべすべになったのに?と、思うかもしれませんが、

アルカリ泉質の温泉は「角質をとる」作用があります。

ですから、すぐにボディクリームなどで保湿ケア。

これで「温泉ビューティ」は完璧です!

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2005年12月14日 (水)

星空の温泉セラピー

みなさん。
今夜はいよいよ「ふたご座流星群」接近のピークを迎えます。

「ふたご座流星群」は三大流星群のひとつで、近年は明るく尾を引く流れ星が多数観測され、話題となっています。

日没とともに東の空に現れて、夜中には天空の真上。一晩中観る事ができるそうです。

双子座は、オリオン座の近くにある、二つの明るい星を目安に探してください。

青白く輝くのが、兄のカストル。オレンジに輝くのが弟のポルックスです。

今年は、月も大きく明るいのですが、今夜は最多で1時間に30個の流れ星が観れるそうなので流れ星に出会える確率大!

さて。流れ星をぜひ、温泉に入りながら見つけたい!という方に、冬場の露天風呂の入り方アドバイスをひとつ。

キーアイテムは「タオル」です。

冬場の露天風呂は特に温泉と外気の温度差が高く、気持ちがいい反面危険も伴います。

血圧に不安のある方は、まず、身体の冷えているうちは「頭に暖かいタオル」をのせましょう。頭と身体の必要以上の温度差を防いでくれます。

そして、長く露天風呂につかりながら、流れ星を探したい方は、「頭に冷たいタオル」をのせましょう。のぼせを防ぎ、気持ちよく長く温泉につかることができます。

もちろん、寒いからといって、いきなり温泉へドボン!なんて、もってのほか。です。

まずは、「かけ湯10回」

足。足。足。足。腰。腰。おなか。肩。肩。背中。

そして、できれば、露天風呂に入る前に、内湯で身体を慣らしてから入るのがベターです。

では、「ふたご座流星群」で癒される温泉セラピーを!

流れ星が見つかりますように。

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2005年12月 6日 (火)

真っ赤なもみじの楓橋

kaedehashi 修善寺温泉に行ってきました。

もう12月だというのに、なんと、紅葉まっ盛り。

桂川にかかる赤い橋。桂橋と楓橋。

真っ赤なもみじ。黄金色の桜の木。

清々しい緑の竹林。

なんというコントラストでしょう。

修善寺温泉の魅力は、温泉や旅館の素晴らしさは勿論ですが、

なんといっても、桂川沿いの散歩道。

浴衣でそぞろ歩くなんて最高の「転地効果」。

日常をはなれて楽しい体験をすることは、心理的作用が高く、

自律神経のバランスが整い、免疫力アップにつながるのです。

まずは、修善寺温泉の中心。独鈷の湯へ。

弘法大師さまの霊泉です。

オープンスペースになっているこの温泉は、

今は、足湯のメッカのようになっています。

そして、足湯で身体を慣らしたら、桂川の散歩道をゆっくりと登ります。

真っ赤に染まるもみじが見事な、楓橋をすぎて、さらに上流へ。

立ち寄り湯の湯の郷村が見えてきます。

立ち寄り湯のはしごをするのでしたら、

湯の郷村では、「からすの行水」コースをお勧めします。

休憩所も完備の湯の郷村では、ゆっくりと過ごす方も多いのですが、

ちょっと温泉に入るだけなら、1時間限定の「からすの行水」700円。

                                                               

CIMG0067

ジェットバスのある内湯。

ここちよい露天風呂。

そして、飲泉もあります。

ほかほかと温まった身体にひんやりと風を感じながら、

散歩道を下って、桂橋へと戻り、もう1つの外湯へ向かいます。

hakoyu 鎌倉幕府2代将軍 源頼家が入ったという『筥湯』(はこゆ)。

檜造りの木の香り豊かな温泉です。

修善寺温泉は、弱アルカリ性単純泉。

肌の余分な角質をとって、すべすべになる「美肌の湯」です。

単純泉は、作用が穏やかな分、湯あたりも少ないといえます。

子供から高齢の方にもやさしい「家族の湯」と呼ばれています。

CIMG0059 四季のある国、日本に生まれて、

その季節にしか味わえない、風景に出会う。

脳内ホルモンに効く「温泉セラピー」ですね。

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2005年12月 5日 (月)

ロマンチックがいっぱいの温泉

西伊豆の土肥温泉に行ってきました。

CIMG0008 土肥温泉は、いち早く、露天風呂付の客室や貸切露天風呂を設けたお宿が多く、なんと、土肥温泉全体で、100室近くの露天風呂付きのお部屋があるのだそうです。

今年からスタートした「恋人の里」プロジェクト。

街全体が恋人たちのロマンチックを応援してくれています。

土肥温泉といえば「恋人岬」。

西伊豆の名所としても有名ですよね。

森の木々に囲まれた遊歩道を歩いていくと、感動の絶景ポイントが待っています。

                                    

CIMG0023

左は伊豆半島。リアス式の岸壁がダイナミック。

正面は大海原。遥か向こうは静岡・清水を望みます。

右を見れば、日本一の富士山が雄大な姿を見せてくれます。

                                                                                                                         

鐘を3つ鳴らしましょう。

1つ目は、これまでの自分を清めるために。

2つ目は、好きな人を想って。

3つ目は、2人の将来に。

夕日の絶景ポイントは「旅人岬」。

海と夕日、独り占めの気分です。

                                           

CIMG0032

                                                                                                                                                                    

お宿からは、それぞれ、自慢の海が眺められます。

「韓流ドラマ」にはまった、あなた!

ぜひ、土肥グランドホテル明治館前の浜辺にお出かけください。

                                                      

CIMG0003

思わず、ヒロインになって走り出したくなる海岸線です。

1kinsar1                                                                                   

土肥温泉は、6つの源泉をブレンドした「ナトリウム・カルシウム硫酸塩化物泉」。

お肌すべすべの「美人の湯」硫酸塩泉と、ほかほかと温もる「温まりの湯」塩化物泉の効果をあわせもつ、スペシャルブレンド温泉です。ゆっくりと海を眺めながら入りましょう。

                                                                                                                                                                    

日が沈むと、松原公園にイルミネーションがともります。

今年のモチーフは「十二支」。CIMG0046

相性占いも設置されています。

宝探し気分で散策してください。

ロマンチックな気分は、人を素敵にします。

恋人がいる方も。

かつて恋人だったはず?のご夫婦も。

ロマンチックな気分で「きれい」になりたい人にもお勧めの、

「温泉セラピー」です。

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