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2006年2月28日 (火)

若旦那さんの温泉学校

箱根・芦ノ湯で340年の歴史を持つ「松坂屋本店」。

17代目にあたる若旦那の松坂さんからご連絡をいただき、

週末に開催されたイベント「若旦那の温泉学校」に参加してきました。

                               

iriguchi gakkou

温泉に関するお話や、正しい温泉の入り方などのお話から講座はスタート。

若旦那さんは、修学旅行の小学生たちにも「温泉教室」をなさったりしていて、とってもお話がお上手です。

わたしにとって何より興味深かったのは、やっぱり、自家源泉のお話と箱根の温泉の歴史。

「温泉は鮮度が命!」と言い切る若旦那さま。

さすがに、代々続く老舗旅館ファミリーの歴史の重さを感じました。

「若旦那の温泉学校」全課程を終了して認定書をいただきました。

これで、若旦那の温泉学校の認定1期生です。

学校終了後も、温泉談義に花が咲いてしまい、すっかり長居してしまいました。

若旦那さん、大変お世話になりました。

また、楽しいお話きかせてくださいね。

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2006年2月27日 (月)

17代目が受け継ぐ自家源泉

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これ、生まれたての温泉です。

透き通ったエメラルドグリーン

名前は「芦苅の湯」と申します。

この源泉は、裏庭の奥の森の中にあります。

                           

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コンプレッサーで空気を送り込んで、温泉を噴出させています。

シューシューと吹き出る含硫黄の源泉。

                 

生まれたての温泉は透明。

                   

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コロイド硫黄が光を反射して、エメラルドグリーンに輝きます。

                            

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標高862mの山の温泉、箱根・芦ノ湯。

東京からほんの2時間足らずで行ける、自家源泉のお宿松坂屋本店

                                   

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ほっと包み込まれるような、なんともやわらかい温泉。

ぬるめのお湯とあつめのお湯の2つの湯船。

同じ源泉を100%かけ流しにしているのに、色が違います。

温度によって、気候によって、その日によって変わるのだそうです。

まさに、温泉の神秘。

泉質分析書を見てみますと、

含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)

弱アルカリ性(ph8.1)、低張性、高温泉(59.1℃)

総成分1003g/kgとなっています。

だから何だって?

つまり、含有成分たっぷりの硫黄泉質でありながら弱アルカリ性。

つまり、栄養たっぷりで肌に優しい。ありがた~いお湯なのです~。

硫化水素は、毛細血管を広げて血行促進する働きがあります。

ということは、お肌の新陳代謝が促進されて、シミ・しわにも効果的。

そして、弱アルカリ泉質はお肌の古い角質を溶かしてくれるピーリング作用があります。

こんな、美肌×美肌のお湯は、入るとお肌つるつる、すべすべ~になります。

けれども、ピーリングされたお肌は、水分を保つことができなくなりますから、

お風呂をでたら、速攻で保湿クリームを塗りましょう。

これで、完璧。温泉美人です。

                                  

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ゆったりと過ごせる温かいお部屋。

木々が美しいお庭が眺められます。

浴衣が温められていたのは、なんとも嬉しいおもてなしですね。

生まれたての温泉で、心身ともに「温泉セラピー」

すっかり癒されて、そしてお肌も髪もぴっかぴかになりました

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2006年2月24日 (金)

山の温泉?海の温泉?どっち?

山の温泉と海の温泉、どっちの温泉に行きますか?
 
木々に囲まれ、夕陽に映える山々を眺めて温泉につかる。
潮騒の音を聞きながら、水平線を眺めて温泉につかる。

ああ・・・・どっちもいいですよね~。

山の温泉に入ると、どんな効果があるのでしょうか?

まず、標高が高くなると、心拍数が上がります。
心拍数が上がることで、血のめぐりが良くなってきます。
つまり、温泉成分が身体にめぐりやすくなり、効能効果を実感しやすくなります。

では、海の温泉は、どんな効果があるのでしょうか?

海辺は気候も温暖で、湿度もあり、身体の弱っている方でも療養しやすい環境です。
また、塩分・ヨード・海のミネラルを含んだ大気浴は、身体の代謝を高めます。

山の温泉?海の温泉?

どっちの温泉に行こう!チェック

⇒山の温泉がおすすめ

●リフレッシュして元気になりたい
●エネルギーを注入して運気アップしたい
●にごり湯など、薬理効果の高いお湯に入りたい

山の温泉に入る時の注意点

1,000m以上の高地の温泉に行く場合は、できれば、標高の低い温泉に先に立ち寄り、少しずつ身体をならして行くことをおすすめします。

⇒海の温泉がおすすめ

●とってもくたびれたので休養したい
●すべてをリセットして癒されたい
●ダイエット効果もある温泉に入りたい

海の温泉に入る時の注意点

塩分を含んだ温泉は、温まり系の泉質です。予想以上に温まりますので、のぼせに注意です。海の近くで塩化物泉に入るだけで、もう、代謝は高まりますから、無理して長湯しないように気をつけましょう。

温泉選びは、もちろん、これに限りません。
気分で選ぶ。
行きたい宿で選ぶ。
海の幸とか山の幸とか、食べ物につられて選ぶ。
などなど

本当は、どれも「温泉セラピー」になります。

日常を離れるだけで、人はリフレッシュし、自然に触れるだけで癒されるからです。 

それでは、おまけの東京近郊・温泉ビュー情報。

海に沈む夕陽なら、西伊豆。

海に浮かぶ月を眺めるなら、熱海。

富士山なら、標高の低い河口湖温泉⇒標高の高い山中湖温泉へ。

湖水に映る逆さ富士で、富士山X2倍?のエネルギー?

夕陽に映えて赤く染まる山々なら、箱根・強羅。

さあ、どこの温泉に行きましょうか?

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2006年2月16日 (木)

温泉セラピー3大要素

あのロマンチックな「恋人岬」でおなじみの土肥温泉に行ってきました。

昨年スタートした「恋人の里」

土肥温泉全体で取り組む「熱~い」プロジェクトです。

先日は、「恋人岬」で、ロマンティックな結婚式が行われたそうです。

海と富士山の絶景に抱かれてのウエディングなんて、もう、ほんと、素敵ですよね。

                              

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ところで。

今回は、食。。。

土肥温泉の磯料理のお店さくらで、感動の土肥の幸に出会いました。

「西伊豆・土肥港」を中心に、駿河湾近海の地魚、貝、えび、かにを独自のルートで直接仕入れているというご主人は、伊豆近海を知り尽くしていらっしゃいます。

お店の正面には、いけすの水槽がいくつもあります。

それぞれの魚、えび、かにが実際に生息している「水深」「水質」「水温」にあわせて

水槽を分けているんですって!!

                               

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土肥近海で採れる「大エンコウガニ」はズワイガニの仲間。

でも顔(っていうか頭??)が大きいので、美味しいかにみそもたっぷり。

豪快にまるごと茹でて、ご主人がさばいてくれました。

                              

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「かにって。かにって。こんなにプリプリしてましたっけ?」

このカニはだいたい、2月いっぱいくらいまで。

この先は、通称「ミルクがに」と呼ばれる花咲ガニがおいしいよ~。

と、おっしゃってました。

土肥って本当に美味しいものの宝庫なんですね。

なんと、地元で採れた、ふっくら「牡蠣」や「ぼたん海老」。

しまあじ、いか、うちわ海老と、もう、テーブルの上は龍宮城。

                                        

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わたくし、これらを「土肥の幸」と呼ばせていただきます。

駿河湾一望の絶景でリフレッシュ。

富士山で運気上昇。

真っ赤に染まる夕陽に向かって海岸走って、運動。

ほっかほかの温泉で休息。

で、「土肥の幸」で栄養。

                                  

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「温泉セラピー」に必須の3大要素、

「運動」「休養」「栄養」が勢揃いの一日でした。

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2006年2月11日 (土)

若返りの湯?!

そうそう。

あの「足湯カフェ」の宿、強羅天翠に泊まってきました。

                       

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全20室のお宿ながら「お客様が我がままを言える宿」を目指しているだけあって、いろいろなお風呂も充実。

まず、男女別大浴場。

ここは、内湯は月代わりのハーブ湯。(今回は紫蘇の湯でした)

外の露天風呂は、源泉かけ流しのにごり湯。

サウナもあって広々しています。

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露天風呂の源泉は大涌谷から引いた白濁の温泉。

「酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉」

硫酸塩・塩化物泉は、ともにお肌に皮膜を形成して体温の発散を防いでくれるので、

保温作用が高く、いつまでもポカポカと温まります。

また、酸性泉質が肌を殺菌し、カルシウム成分の鎮静作用でアトピーなどの炎症やかゆみも抑えてくれる、箱根の湯の中でも多機能な泉質です。

                       

けれども、優秀な温泉は、効果も高いけど、作用も強い。

お肌の弱い人や、湯疲れが心配な人は、内湯のハーブ湯で

優しく中和して出るのがお勧めです。

大浴場だけでも満喫なんだけど、温泉ソムリエとしては、

まだまだ行ってみなければならないお湯が・・・。

「酸化還元のお湯~???」

そう。天然温泉ではないけれど、なんだか興味深々。

                             

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2つある貸切露天風呂は、宿泊客はいつでも自由に利用できるシステム。

そこのお湯が「酸化還元水」を入れているというのです。

このところ「体内の活性酸素を除去する」若返りの水として話題のあの酸化還元水です。

へ~~、飲むだけじゃないんだ~。いったい入るとどうなるのかしら??

お湯はとてもとても、まろやかでお肌はしっとりすべすべ。

髪の毛もつやつやになりました。

「お水の粒子がものすご~く細かいので、肌や髪に入り込んで保水するらしいですよ。」

と、女将さんがおっしゃってました。

ふう~む。

これは、ますます奥が深い~。

温泉ソムリエとしては、これからは、内容成分だけじゃなくて、

それぞれの水の粒子のサイズも気にかけなくては・・・。な~んて。

本格懐石料理を堪能した後は、足湯カフェへ。

そこは別世界。夜になると、いいムードのバーに趣を変えていました。

                                

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も~、まったく~。これが「足湯~?」

バーテンダーさんがカクテルとか作ってくれて、ついつい飲みすぎて、語尾も長くなってしまったところで、就寝。

翌日は、チェックアウト12時なので、欲張って「岩盤浴」へ。

貸し切り岩盤浴が2つ。貴宝石によるマイナスイオンで超~リラックス。

                               

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温泉、ハーブ湯、サウナ、酸化還元湯、岩盤浴と、隠れ家の宿なのに、まるで温泉ランド。

懐石料理に、本格バー(しかも足湯)でのナイトライフ。

                                   

「温泉セラピー」しすぎ??の1泊2日でありました。

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2006年2月10日 (金)

温泉入浴アドバイザーになりました!

ついに、念願の「温泉入浴指導員」の試験を受けました。

これは、厚生労働省規定資格で、厚生労働大臣認可の温泉利用プログラム型健康増進施設に欠かせない「温泉入浴エキスパート」になるための資格です。

健康増進医学

温泉学

温泉気候物理医学

運動生理学

入浴プログラム実習

水中運動実習

ファーストエイド(救命救急)

心肺蘇生法実習

などなど、びっしりと組まれたカリキュラム。

脳みそも身体も筋肉も総動員して奮闘してまいりました。

そして、おかげさまで、筆記試験も満点を獲得して合格!

これからは、「温泉入浴アドバイザー」として、この「温泉入浴のエキスパート」の称号に恥じないように活動していきたいと思っております。

温泉学は、まだまだ未知の部分がいっぱい。

温泉大国・日本の温泉医学、温泉活用の研究もまだまだ、発展途上。つまり、まだまだ、可能性がいっぱい!ということもよくわかりました。

温泉に魅せられた者の一人として、これからも「ゆったり、のんびり、コツコツと」温泉のことを、みなさまにお伝えしていけたらと思っています。

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