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2006年5月30日 (火)

源泉かけ流しインドカレー

いや~。とってもおもしろかったです。

日本温泉気候物理医学会の会員になり、学会の総会で、北海道・定山渓温泉へ行ってきました。

初めての本格的な温泉医学学会。2日間にわたり、先生方の講演や、50以上もの研究論文発表が行われました。

温泉の勉強をしているわたしにとっては、興味津々なテーマがいっぱい。そして、何よりも、「温泉」に着目して研究をしているという、同じ志の方々にたくさんお会いできて、感激でした。

さて。学会が終わって、飛行機でトンボ返りをするまでの約2時間。

なんとしても立ち寄りたかった「豊平峡温泉」へ行ってきました~!

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札幌・定山渓温泉から豊平川をさかのぼり、豊平峡温泉に到着~。

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「札幌市内にある秘湯~!」と呼ばれている、100%源泉かけ流しの温泉です。

しかも、汲み上げた源泉をタンクに貯めることなく、地中に通したパイプからそのまま湯船に注いでいるのだそうです。

泉質は、ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉(含む土類-重曹泉)Ph7.0

炭酸水素イオンが豊富で、お肌表面を軟化させて、老廃物を落とすので、すべすべ肌になる、美肌系の温泉です。また、二酸化炭素も含んでいるので、血行促進作用でめぐりが良くなり、ものすごく温まります。

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内湯は、かけ流された源泉のスケールで、床が鍾乳洞のようになっています。

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*お客様がいっぱいでしたので、HPのお写真をお借りしました。

露天風呂はとても大きく、この源泉独特の「シアノバクテリア」が太陽と「光合成」をして「酸素」を放出しているという「緑色」のヌルヌル湯です。

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炭酸水素塩泉特有の湯花も浮かび、秘湯気分満載です。

しか~ぁし!この「豊平峡温泉」のお楽しみは、これだけではありませ~ん!

玄関を入って、すぐ横の窓のむこうでは・・・・・。ぴたっ。ぴたっ。ぴたっ・・・。

そう!釜にナンをくっつけてる音!ナンて何ですかぁ~?

カメラを向けた瞬間に、インド人コックさんが2名に増えてVサインしてくれてましたぁ。

すばやい!

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そうなんです。「onsen食堂」名物は、北インド料理。

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ネパールの山の奥(ヒマラヤ)出身のシェラ・バードル・カトリさんの本格インドカレーと手造りナンがいただけるのです。

つまり。定山渓の奥座敷の秘湯は、ヒマラヤ~(?)だったのです!

と、いうわけで。豊平峡温泉のお約束。入浴後のインドカレー。いい汗でますよ~ん。

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温泉とスパイスで血行ダブル促進の「温泉セラピー」でした。

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コメント

こんにちは、みわひめこと言います。
懐かしいです。
札幌に住んでいたとき、良く行きました。
長いトンネルをくぐってダムを見にいったりしました。
北海道には良く旅行しますが、ついつい札幌よりも遠くを目指してしまい、なかなか立ち寄りません。
カレーも懐かしいです。
美味しかったなあ~。

投稿: みわひめこ | 2006年5月30日 (火) 09時05分

みわひめこさん、こんにちは。

「温泉セラピー」にお立ち寄り湯ありがとうございます。

豊平峡温泉、のんびりできるいい温泉ですよね~。

北海道の温泉、みわひめこさんのお気に入りなど、また、ぜひ、教えてください。

投稿: 温泉セラピー | 2006年5月30日 (火) 09時20分

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