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2006年8月27日 (日)

10分で超~秘湯「河原の湯」

行ってきました!念願の秘湯。

新潟県・妙高高原 燕温泉の「河原の湯」

ここは、6月くらいから10月いっぱいくらいしか入れない、自然の中の野天風呂です。

標高1400m近いこの場所は、冬の足音がしたら、もう、クローズ。雪に埋もれて春を待つ温泉となるのです。

さて。まずは、妙高高原駅から、赤倉温泉で立ち寄り湯。

温泉ソムリエとしてはね。まず、ウオーミングアップしてから、山の上の温泉へ向かうというのがお勧めなのです。

標高が高い場所は心拍数も上がり、そうすると、必然的に血の巡りがよくなり、温泉効果もより感じやすくなるため、まずは、ふもとの温泉で身体を慣らしてから。と、いうわけです。

赤倉温泉にも、6月~11月上旬までという、野天風呂「滝の湯」があるのですよ。

カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉、ph6.6(中性)で透明+湯花がちらりの気持ちいい~温泉です。

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お肌にハリと弾力を与えてくれる、カルシウム硫酸塩泉と肌表面をやわらかくして古い角質や汚れを落としてくれる、炭酸水素塩泉の要素を併せ持ち、しかも、カルシウム・ナトリウム・マグネシウムと豊富なメタケイ酸で、しっとり、すべすべ、さらさら、うるおいが合体しているスーパー美肌温泉なのです。

はあはあ。すごすぎる・・・。

そして、わたしの恩師、温泉ソムリエの遠間和広さんと久々に再会。二人で“温泉分析書”を手に、語りだすと、もう、止まりません~!

で、新たなる美人温泉要素を発見!

それはね。ミネラルバランスが、Good!のレシピだったってこと。

カルシウムを効率よく取り込むには、マグネシウムとのバランスが不可欠。で、マグネシウム1に対して、カルシウムが2~3というのが理想的なのだそうです。

これ、二人であんまり夢中になって温泉の話をして、のどが渇いて、ミネラルウオーターを飲んだら、なんと、そのボトルにミネラルバランスのお話が書いてあって「そうだ!!温泉だってそうだよね~!」と、またまた盛り上がってしまったのです。(ご興味のある方は、某フランス製有名ミネラルウオーター「e・・・・」のボトルをご参照くださいませ)

で、赤倉温泉の分析書をチェックしたら、マグネシウム41:カルシウム120、ほぼ、1:3のグッドバランスだったのです。そんなオマケもついて、いそいそと、滝の湯へ・・・。

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滝になって落ちる源泉かけ流しでマイナスイオンいっぱい。

赤倉温泉は、温泉ソムリエ発祥の地。なつかしいよ~このお湯・・・(; ;)

そうなんです。温泉ソムリエはこの「滝の湯」で産湯をつかって誕生するのです~。

って、前置きが長くなっちゃった。

ウオーミングアップしたら、車で10分ほどの燕温泉へ。

温泉街を登って山道に入ると、もう、いきなり秘湯気分満載のこの景色!

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あの吊り橋を渡ると、河原の湯の入り口です。

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まだ、見えない、まだ、見えない・・・。

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じゃ~~ん!!

突如、現れる、青白く輝く「河原の湯」

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しろ~い。そして、あお~い。目にまぶしいほどの青白さです。

中はまったく見えません。⇒ちょっとの勇気で入れる混浴露天風呂で~す。

燕温泉の泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉。総硫黄数値14.4の濃~い温泉です。そして、さらに、この「河原の湯」に出ている源泉も同時に注がれていて、そのブレンドが、この独特の色味を出しているのでしょう。

標高も高く、濃い温泉ですが、pH6.6の中性で、私の大好きなメタケイ酸もたっぷり。ということで、お肌しっとり、美白効果バツグンの美人温泉♪でした。

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帰りの山道は霧が上がってきて幻想的。マイナスイオン&酸素がいっぱいです。

燕温泉には、10分くらいの山歩きで行けちゃう“プチ秘湯”が2つもあるんです。

川のほうへ下れば「河原の湯」。山の方へ登っていけば「黄金の湯」。

どちらも、10月には最高の紅葉も見られる野天風呂です。

ちなみに、燕温泉は妙高山の登山口。それぞれの温泉の位置、地図をご参照くださいませ。

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2006年8月12日 (土)

作並温泉でつるっつる♪

仙台駅から37分。作並駅に到着です。

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あっという間に行けちゃう作並温泉・一の坊は、仙台とは別世界・・・って言おうと思ったら、ここも仙台市青葉区なのでした!!びっくり。

ここはいろんな温泉があるのだけれど、広瀬川源流露天風呂に「首までつるっつるになる」という、噂の“よもぎ蒸し風呂”ができたというので、すっごく楽しみ。

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わ~、気持ちいい~♪

もう、渓谷をまるごと独り占め!って感じの、素晴らしい露天風呂。

手前には、一段高い位置から見下ろす湯船。その先には渓谷ぎりぎりの湯船。

ちらっと見える、木のベンチ、わかりますか?これがね、なんと、3cmだけお湯につかっているんです。だから、おしりがぬっくぬくの状態で、景色を満喫しながら休憩できるのですよ。も~“ワザありっ!”

Cimg2732 左側にはぬる湯で深い“立ち湯”。

「深くて、ぬるめ」の温泉は、まさに“無重力”体験~。究極のリラックスですね。

右側には渓谷へ突き出たワイルドな熱めの湯船。Cimg2749_2

泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 pH8.3の弱アルカリ性。

弱アルカリでお肌すべすべ、さらに、カルシウム硫酸塩はお肌のハリと弾力を高めてくれます。また、ナトリウムと塩化物成分が保湿パックとなって、湯上りのお肌もしっとり♪うれしい美肌成分がいっぱいの温泉なのです~。

そして、そして、その真ん中にありますのは・・・・・。

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よもぎ蒸し風呂~♨ドアをあけると、ぷ~んといい香り。

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専用のよもぎ畑を契約。お宿の方が手でよもぎを刈り取り、天日干ししているという、こだわりの素材を使っています。

そして、もちろん!温泉の熱で蒸し。さらに、感動したのは、画面左のベンチ部分。

背もたれの石に細い溝がきってあり、上から温泉を流しているのです。

背後から温泉、前からよもぎのサンドイッチ効果なのです~。きゃ~!!

はあはあ・・・。もう、この広瀬川源流露天風呂だけでも、すでに大興奮☆

そして、結果は・・・本当に、首もデコルテもしっとり、つるっつる❤

お肌もちもち効果は翌日も続いたのでした!!

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お部屋もお風呂も、ほんとうにのんびりできる雰囲気。

いろりの椅子が、和式ロッキングチェアみたいになっているの。これがまた、気持ちよくてゆらゆら、ゆらゆら・・・。もう~この椅子ごと帰りたい~って思ってしまいました。

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お食事は好きな食事処を選べるのだけれど、今回は木挽亭の「伊達の懐石料理」をいただきました。お席につくと、玉手箱が置いてある。ふたを開けると美しい前菜・・・という演出も素敵でした。

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2006年8月 5日 (土)

温泉ビューティ

いや~。旅から旅へと、タッチ&ゴー。

いろんなところへ行ってきましたぁ~。

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もちろん。どこに行っても、やっぱりお風呂♪お風呂~❤

そのご報告は、おいおいさせていただくとして・・・。

今日はね。わたしが日ごろ研究をしている「温泉ビューティ」についてちょっとお話させてください。

プロフィールにも書いてありますが、わたし、長年、外資系化粧品会社などの海外ブランドで、マーケティングや広報のお仕事をしておりました。

温泉に出会い、「温泉できれいと健康を手に入れる!」というテーマで、このブログ「温泉セラピー」を書き始めました。

「温泉セラピー」の考え方は、「温泉」を通じて出会う全てが「セラピー」となり、「きれい」と「健康」につながっている。ということ。つまり、旅すること。素晴らしいお宿。美味しいお料理。自然。たくさんの人との出会い。全てが「温泉セラピー」というわけです。

温泉の研究を進めていく中で、やはり、これまでのわたしの経験から、「温泉」でどう「キレイ」になれるのか?「温泉」によって、キレイになり方の違いはあるのか?なぜ「温泉」にはいるとお肌つやつやになれるのか?なんで、女将さんはみんな美人なのか???などなど「温泉」と「美容」の関わりを研究してみたい。と、思うようになりました。

で、「温泉ビューティ」という新語を作り、わたしなりに温泉の美容効果について研究をしてくことにしたのです。

たとえば、温泉が「美肌」「ダイエット」「抗ストレス」「デトックス」「老化防止」などの美容分野にどのような効果をもたらすのか?そんなことを、わたしなりに、温泉と結びつけて研究しています。

たとえば「美肌」。

「美人の湯」とか「美肌温泉」とかって、いろいろな温泉地で目にしますよね。

●でも、いったい、どう美人になるの?

●美肌ってどんな肌?

●美肌の湯って書いてあったけど、温泉に入ってしばらくしたら、なんだか肌がかさかさするんだけど、なぜ??

な~んて、思ったことありませんか?

そ~うなんです。温泉の選び方、入り方、湯めぐりの順番などで、美容効果はぜんぜん違ってくるのです!!!

わたしもね。温泉の研究をするまでは、美人温泉の入り方もよくわからず、間違った入り方とかしてたんですよね。(温泉の入り方とかはまた別の機会にお話しますネ。)

まず、そもそも、温泉にはどんな効果があるのか?⇒詳しくは以前の記事をご参照ください。

そして、それぞれの温泉はどう違いがあるのか?

温泉成分の違い。その他に、pHの違いも影響します。

では、美人温泉とはどんな温泉なのでしょう?

これまで、「三大美人泉質」と呼ばれていた、美肌効果が高い泉質は「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」です。さて、それは、いったい、なぜ、美人泉質なのでしょうか?

炭酸水素塩泉」は、肌表面をやわらかくして、古い角質や汚れを落としてくれるので、お肌がふっくらつるつるになる作用があります。

硫酸塩泉」は、お肌に潤いをもたらす化粧水のような作用があり、肌の弾力やハリも高めてくれるうれしい温泉です。

硫黄泉」は、硫黄の毛細血管拡張作用で、血行が良くなり、老廃物やメラニンの代謝も促進してくれるので、シミ・くすみ対策も期待できる、美白の湯ともいえます。

でも、他にも美人温泉はあります。

塩化物泉」も、塩分が肌表面に被膜をつくり、保温作用があると同時に水分も逃がさないという利点から、わたしは「保湿パック」温泉、そして冷え性対策のほかほか温泉として美人泉質に入れたいと思います。

そして、たとえ、泉質名は「単純泉」でも、pH8.5以上のアルカリ泉質であれば、せっけんのようなクレンジング作用があり、お肌スベスベになりますし、逆にpH3未満の酸性泉質であれば、収れん作用でお肌をしゃっきり引き締めてくれます。

そのように、美人をつくる温泉はさまざまなんです。

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へ~え。いろいろ違うんだ・・・、と、いうことは、なんとなく感じていただけましたか?

今日のところは、まずは「温泉ビューティ」への第1歩。ということで、次のことからはじめてくださいませ。

①まずは、自分がどう美人になりたいのか?という目的を整理しましょう。

お肌スベスベになりたいのか?しっとり保湿したいのか?美白したいのか?デトックスしたいのか?・・・などなど、目的によって行くべき温泉は違ってきます。

②温泉に入る前に、お風呂の入り口や脱衣所にかかげてある「温泉分析書」で、どんな泉質の温泉なのか確認しましょう。

「温泉分析書」には泉質名やph値(アルカリ性、中性、酸性など)が記載されています。

でも、みていただくとわかるように、たとえば、「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉」などという、長~い名前の泉質名も多いのです。つまり、ピュアモルトではなく、カクテル型というわけです。

そうなんです。ほとんどの温泉は単一成分ではありません。細かいデータの数値をみると、いろいろな成分が含まれていますよね。そう、まさに、美人成分がいっぱい♪で、温泉は、自然がくれた化粧品みたい!なのです。

温泉は、100湯100様。同じ温泉なんて無いのです。しかも、毎日生まれてくる自然のものだから、変わることもあるわけです。だからこそ、温泉は素晴らしくておもしろい~♪

というわけで、自分の目的にあった成分が入っているかどうか、温泉分析書でチェックしてみてください。

これには、プラセボ効果(←以前の記事を参照)という、うれしいオマケもありますよ。

③美肌のための入浴法の注意点を復習しましょう。

●ごしごし洗わない!

温泉に入るだけでお肌はピーリングされます。洗う時は手でやさしくなでる程度で充分美肌になれます。

●温泉を出たら速攻で保湿!

温泉で角質をとられたお肌は水分が蒸発しやすい状態です。ボディクリームなどで即、保湿ケアをすれば、効果倍増~。

④さあ、あとは、自分をどう、美人にしてくれるのか?

「温泉ビューティ」を存分に楽しんでくださいませ。

今回は、温泉ビューティ入門編ということで、ちょっとお話させていただきました。

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