龍神さまの入浴
岩手県・志戸平温泉は龍の伝説の温泉です。
白い龍が病で鱗がカピカピでぼろぼろになってしまい、この地に湧く温泉につかったところ、しっとりと癒えて黄金の龍となったそうです。
そんな伝説の龍神さまがいらっしゃる温泉神社にお詣りしてお部屋に戻ってみると…。
なんと!透明だった温泉にうっすらと膜がはり、褐色の成分もプカプカ。触れるとすーっとお湯に溶けて、黄金色の濁り湯になってしまいました!!
ここ「志だて」の源泉は2種類、大浴場はナトリウム−硫酸塩・塩化物泉、お部屋の露天風呂は湯治場で愛されてきた「たけの湯源泉」で泉質は単純温泉。
温泉研究家的に考えると、フレッシュな状態で注がれた露天風呂の温泉の微量ですが含有している鉄分などが空気に触れて、被膜となり、濁り湯と変化したと推察されます。
さっそくその濁り湯に入浴してみると、まさにお肌が黄金色に見えました。
さらに、驚きは、食事から戻ってみると…。
な、なんと!また、元通りの透明なお湯に戻っているではありませんか…。
岩手県のとある温泉地でうかがったお話を思い出しました。普段は透明な温泉がたまに濁り湯になることがあり、地元では「神様がお入りになった」というのだそうです。
きっと龍神さまがお立ち寄りくださり、お湯が一瞬だけ黄金色の濁り湯になったのだ…。わたしはそう信じたいと思います♪
温泉旅には感動がいっぱい。神秘の温泉セラピーでごさいました。
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コメント
志戸平にいらしてたんですね。
ご近所の温泉でしたが、伝説は全く知りませんでした(汗)
「志だて」さんになってからは一度も訪れた事ないんです。
久保田旅館さんの頃はだいぶお世話になりましたが。。。
泉質も以前と変わっているところをみると、新源泉なんですね。
渓流が絶景の温泉ですよね。
マイナスイオン・パワーをフルに味わって
下さいね。
投稿: まりあっち | 2009年7月 9日 (木) 13時36分