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2011年3月 8日 (火)

温泉エネルギー活用のシンポジウム~情報を追記~

長崎県・小浜温泉にきております。

わたしがじっくり取り組んでいる「温泉エネルギー活用」のシンポジウムに出席。

温泉エネルギー活用のシンポジウム

温泉エネルギー活用というと、地熱発電と混同されやすいけれど、全く違う。

それをなんとか詳しく説明できるように理解したいと常々思っていましたが、もやもやしていたことが、今日のシンポジウムですっきり整理することができました。

わたしが期待する、これからの温泉エネルギー活用は、新たな掘削をして自然の恵みを乱開発するというものではなく、たとえば、高温源泉や余剰で未利用の源泉を熱交換してエネルギーを生み出す「温泉バイナリー発電」や排湯の熱でも利用できる「ヒートポンプ」など。

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たとえば90℃を超えるような高温の源泉が大量に湧出している温泉地では、入浴に適する温度にするために、加水をして湯船に注ぐことになっている場合が多い。さらに、未利用の高温源泉をそのまま捨てているという状況のところさえある。

これを「温泉バイナリー」のシステムで熱交換することにより、エネルギーを生み出せるだけでなく、源泉の温度を下げることができるので加水が少なくてすみ、入浴する私たちにとっても、“源泉注入率”が上がってウレシイ♪ということになるんです。

また、たとえば、源泉温度が低い温泉地では、そのままの“ぬる湯”として入浴する湯船もあるけれど、やっぱり温かい温泉にも入りたいということで、加温して注ぐ湯船を設けていることも多い。この場合、わざわざボイラーで温めた温泉をかけ流して、その排湯は、ホカホカのまま捨てているということになる。

このかけ流した「排湯」でも、まだ35~37℃ほどの温度は残っているので、「ヒートポンンプ」のシステムを活用すれば、その排湯の熱源からエネルギーを生み出すことができる。そうすると重油でボイラーをたかなくても、温泉のリサイクルエネルギーで源泉を加温することができて自給自足できるというわけなんです。

温泉で生み出したエネルギーで温泉を温めれば、温泉好きとしては、やっぱりなんだかウレシイ♪

さらに、わたしが夢に描いているのは、この温泉エネルギー活用を、単に低炭素社会やコストカットのためだけじゃなく、旅人にとっても「見える」「楽しい」観光資源として活用できることを目指したいと思っています。

「温泉エネルギー」の活用は、広く考えれば、自然の恵みのパワーをもれなく、ありがたく、とことん、いただくということ。本日の小浜温泉エネルギー活用研究会では、地域振興を目指せる楽しい温泉エネルギー活用について講演をしたいと思います。

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