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2011年5月 9日 (月)

温泉クアオルト研究会〜熊野古道・由布院温泉・山形かみのやま温泉が連携〜

「クアオルト」。まだ聞きなれない言葉かもしれませんが、ドイツ語で健康保養地のことを言います。

ドイツで確立された「気候療法」の考え方をベースに、それを、日本各地それぞれが持つ独自の自然資源を活用して、日本の観光振興に、そして、地域の健康保養に活かして行こうということを目的に、この研究会が発足しました。

温泉クアオルト研究会〜熊野古道・由布院温泉・山形かみのやま温泉が連携〜

わたしも、温泉に魅せられて温泉研究家となり、始めのころは、「温泉」に入ること、つまり湯船の中の温泉という液体そのものに、ものすごく興味が集中していました。

それぞれの温泉が持つ「美容力」に着目し、含まれている成分による作用の違いや感触、香りなどを分類し、理解を深めるという研究に没頭していました。

2年ほどして、それを1冊の本にまとめることができ、著書「温泉ビューティ」が発売されました。

もちろん奥深い温泉への興味はつきないのですが、実は、その著書の執筆が進むころには、さらなる新しい興味も湧きおこっておりました。

それは、「温泉旅にはさまざまな自然療法の要素がある」ということです。

1年の半分以上、全国を旅している日々を送っているうちに、湯船の中の液体「温泉」だけでなく、旅で出会うさまざまなものにも、たくさん感動して、美と健康の素をいただいているなぁと思うようになったのです。

わたしは、医師ではありませんが、研究を進めるうちに出会った、さまざまなご縁のおかげで、温泉を医学的に研究している学会「日本温泉気候物理医学会」に、温泉と美容の研究者としてご推薦をいただき、「準会員」にいていただくことができました。

そこで、多くの学術研究と出会い、たくさんの医学博士の先生方に応援していただいている中で、ドイツで行われている、「気候療法士」研修に参加することとなりました。

ドイツで自然環境を活用した医学療養として「気候療法医学」の分野を確立した、ミュンヘン大学のアンゲラ・シュー教授の研修を受けるために、ドイツ南部のガルミッシュ・パルテンキルヒェンに行ったのは、2007年7月でした。⇒ 記事はコチラ

この時に学んだ「気候療法」の考え方を、日本独自の風土と自然環境、旅習慣を活かした独自のものにして行きたい!そう強く思ってコツコツ活動をすすめてきました。

当時、一緒に研修を受け、日本人初のドイツ気候療法士を修了した、いわば同窓生は十数名。帰国後も交流を続けておりました。

その仲間でもある、和歌山県田辺市の熊野・健康ラボの木下先生、山形県上山市のクアオルト研究所の小関先生、そして、大分県由布院温泉のメンバーが繋がって、ついに、日本温泉クアオルト研究会が発足されることとなったのは、本当にうれしくて感動的な出来事でした。

観光庁の観光資源課長の講演をはじめ、由布市、田辺市、上山市の三市長ご本人がみなさん列席されるということからも、この取り組みがいかに期待されているかということがわかります。

まったく異なる環境、文化、歴史を持つ、熊野古道、かみのやま温泉、由布院温泉、それぞれのクアオルト構想は、それぞれに楽しく、魅力的な取り組みです。

日本は広いなあ。

まだまだ研究したいこと、お手伝いさせていただきたいこと、推進していきたいことがたくさんある!

さまざまな個性あふれる地域が、繋がっていくことは、本当にすばらしく、心温まる、元気いっぱいの一日でございました。

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