海と温泉の幸せコラボ!夏の三国温泉・望洋楼
海の断崖に建つ宿の部屋にいると、海の上に浮かんでいるような気分です。
部屋専用の露天風呂からも日本海。
客室の中にいても、まるで船旅のような窓の景色。
部屋のデッキから日本海にゆっくりと沈む夕陽を眺めるのはとても贅沢です。
男女別の温泉には内湯と露天風呂があり、この露天は海に近い分、波音が大迫力。
夜の星空を波のBGMで眺めるのもお気に入りです。
料亭旅館としての歴史もある「望洋楼」は、お料理が本当に楽しみ♪
三国の越前蟹は至福の絶品なので、ついつい蟹の時期をめがけてきてしまうのですが、夏はどんな幸せが待っているのかな~と、ずっと気になっていたのです。
三国の海の幸せ大集合過ぎる“お造り”に狂喜乱舞。
海女さんが目の前の磯で獲る“ウニ”は、とろっとろ。口に含むとしゅーっと溶けていきます。
部屋の窓から見える“漁火”はイカ釣り漁船。さっきまで生けすにいた烏賊刺し。ミミと足の部分は後で、「焼き」か「天麩羅」か、希望に合わせて仕上げてくれます。
こりこり鮑の甘さ。厚切りで。
そして、感動の1品は、甘鯛の焼き。
さっき、三国の市場へ行った時にあがったばかりの甘鯛、さっそくセリ落としてきたのだそうです。
地酒・黒龍の中でも、地元でしか手に入らない“あどそ”は、まさに名品。
複雑な香り、口に含むと甘味とコクがあるのに、すーっと爽やか。
米どころ“あどそ”の米の作り手達など多くの人の思いが込められた魅力的なお酒でした。
とってもやわらかく蒸し上げた鮑はこーんな厚切りでも千枚包丁など入れずにそのまま。
食べる直前に肝ソースをかけてじゅーっと仕上げます。
今回の旅は、三国の“海と大地”の食を取材しています。
海だけでも驚きなのに、農産物や畜産もすごい!
そして、こだわりのレストランやカフェ、スイーツなど食べたいものが多すぎです(笑)
ようし!蟹の季節の前に、もう一回取材に来るぞー!と、夕陽に叫んで帰ってまいりました。
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